教員採用試験に受かる模擬授業のポイントを徹底解説!

授業参観イラスト-min.png

教員採用試験 では、主に2次試験で 模擬授業 が行われます。わずか5分、10分の模擬授業で、あなたの 授業力 が見られます。

この模擬授業では、何が重要なのでしょうか。それは 導入 です。もっというと、最初の「つかみ」の部分です。ここがうまくいくかどうかで、授業は大きく変わります。

それでは、教員採用試験に受かるためにはどのような模擬授業を行えば良いのでしょうか。今回は、教員採用試験に受かる模擬授業について見ていきたいと思います。

教員採用試験を受ける方必見です。

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導入のつかみが重要な理由


模擬授業では、5~10分程度の授業を行うことが多いです。授業の最初の5~10分となると、まさに 導入の部分 です。

学校で行われる授業は、導入(5~10分)、展開(35~40分)、まとめ(5分)でできています。

導入 は授業の内容をつかむ部分、展開 は授業の内容を深める部分です。子ども達の視点に立つと、導入は「今日はどんなことをするのだろう。」「何をやるのかな。」という部分ですね。

ここで子ども達の心を掴むことで、「よし、やってみよう。」「どうなるのか調べよう!」と展開につながっていくのです。

逆に導入で子ども達の心を掴めないと、「何をするのかよく分からない。」「つまらなそう。」となり、授業がうまく広がっていかなくなります。

つまり、教員採用試験の模擬授業で高得点を取るためには、授業の導入で面接官に「面白そうだな。」「やってみたいな。」と思わせる必要があるのです。

そしてその導入を左右するのが、最初の つかみ の部分なのです。

試験に落ちる導入の特徴


試験に落ちる導入には、いくつかのパターンがあります。それについて見てみましょう。

前回の授業の復習を行う


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教員採用試験の試験監督をしていると、模擬授業で 前回の授業の復習 を行う人がいます。

前回の復習をすることで、知識の定着と前回と今回の授業の関連付けを狙っていると思われます。しかし、それでは 高評価を得ることはできません

なぜでしょうか。それは、面白くない からです。

よくあるパターンが、一問一答形式で前回の内容を復習していくというものです。この作業で、面接官に「今日の授業は面白そうだな。」と思わせられるでしょうか。無理ですよね。

前回の授業の復習というのは、模擬授業に向いていません。もちろん、実際の授業でも同じです。導入が復習のみの授業には、子ども達はついてきません。

教科書のコピーを配布する


教科書を カラーコピー して配り、それを基に授業を行うというものです。

このような授業は、講師経験がなく(少なく)真面目な人によく見られます。教科書を読みこんで本時の目標や目的を考え、生徒の動きを予想して授業を計画する。

万全を期して模擬授業に臨んだはずなのに、結果は 不合格。本人も、何が良くなかったのかよく分からない…。よくあるパターンです。

実は、この「教科書のコピーを配布して教科書に書いてある通りの授業をする」というのは、典型的なNG授業 なのです。

ここで質問です。教科書を読んでいて面白いですか。どうでしょう。

確かに、あなたはその教科のプロを目指しています。あなたからすれば、教科書はとても面白い本なのかもしれません。

しかし、子ども達からすればどうでしょうか。教科書を読んでいく授業は、とても 苦痛 なのです。

考えてみて下さい。もしあなたがフランス語やドイツ語の教科書を読んでいきなさいと言われたら、楽しく読み進めていくことができますか

難しいですよね。きっとすぐに読む気がなくなってしまうと思います。

あなたにとっては楽しい授業でも、それが 子ども達にとって楽しいとは限りません。教科書をコピーし、それを読み進めながら授業をするというのは 面白くない授業 です。しっかりと頭に入れておきましょう。

一方的に話し続ける


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模擬授業中、子ども役の面接官や他の受験者に問いかけをすることなく 黙々と1人で話し続ける 人がいます。これも良くないですね。生徒が置き去りになっています

導入で子ども達の心を掴む話をすることはとても大切です。しかし、一方的に教師が話しているだけだと 子ども達は授業に参加しているとは言えませんね

そのため、5~10分の模擬授業の間一方的に話し続けるというのは、マイナス評価 になってしまうのです。発問をしっかりと行うようにしましょう。

教員採用試験に受かる模擬授業とは


それでは、教員採用試験に受かる模擬授業 とはどのようなものなのでしょうか。見てみましょう。

導入のつかみとしてネタを話す


導入のつかみの部分で ネタ を話しましょう。日常生活につながるものや歴史上の裏話など何でも構いません。

そうなんだ!」「これそうだったの!?」「知ってる知ってる!

興味深い話をすれば、子ども達がこのように 食いついてきます。そうすれば、もうこっちのものですね。

「じゃあ、今日はこれについてやっていこう!」と締めくくれば、子ども達は 目的意識を持って活動する ことでしょう。

ネタがなぜ効果的なのか


授業のつかみとしてネタを話すと良いと言いましたね。なぜでしょうか。

それは、授業と生徒が1つにつながる からです。

教科書を読んだり黒板の内容をノートに写したりするだけでは、授業の内容はあくまで「教科書に載っている出来事」なのです。生徒たち自身とつながっていません。

しかし、授業のつかみとしてネタを話すと、それが日常生活や生徒の知識・経験と結びつきます。すると、授業の内容は「生徒自身のこと」になります。

授業の内容が自分自身に関することになるので、子ども達は興味を持つようになるのです。

日常生活に関するネタで模擬授業に挑む


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裏話や最新の科学知識など様々なネタがありますが、教員採用試験の模擬授業ではオーソドックスに 日常生活に関するネタ が良いですね。

導入のつかみとして日常生活に関するネタを話し、子ども達とのやり取りを経て 中心となる発問へつなげる。こんな感じです。

模擬授業の指導案を作成する際に、その単元その分野の内容に関する 日常ネタ を盛り込みましょう。発問のパターンやネタの種類を変え、1番しっくりとくるものとなるよう吟味してみて下さい。

授業に使えるネタを集める


教員採用試験の模擬授業で高評価を得るためには、授業で使えるネタを集める ことが必要です。

その内容の背景にある知識や日常生活と関連した知識、ちょっとした雑学、科学小話…。これらを集め、その単元、その授業に合った話をすることがとても大切なのです。

ネタを集めることは、1日2日ではできません。普段からアンテナを張り巡らせ、「何かないかな。」と考えながら生活することで、少しずつ集めていくことができます。

これは、とても大変なことです。しかし、今得たその知識、ネタは 教師になってからも使えます。自分の 授業力アップ のために、毎日コツコツとネタを仕入れていきましょう。

授業の録画をする


あなたは、模擬授業の練習をどのように行っていますか。

指導案を書いて頭の中で授業をする。実際に何回か授業をしてみる。色々な方法があると思いますが、1人で模擬授業の練習を行うときは 録画する ことをオススメします。

自分が授業している様子を録画し、話し方や言葉の間(ま)、目線などをチェックします。授業をしているときはうまくできていたつもりでも、後でチェックしてみると改善点が出てくるものです。

また、授業の様子を毎回録画しておけば 自分の授業の成長を知ることができます。1回目と5回目では、全く異なる授業になっていることでしょう。

録画したビデオを確認して少しずつ授業を改善し、より良いものを作り上げて下さい。

いかがでしょうか。これが、教員採用試験に受かる模擬授業 になります。

授業の 導入 部分は、その授業の「」となる非常に重要な部分です。

授業に使えるネタを用意して繰り返し練習すれば、必ず 他の受験者と差をつけることができます。日頃からアンテナを高く張って情報収集したいですね。

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まとめ
・教員採用試験の模擬授業は5~10分程度で行われることが多い。
・授業では、最初のつかみが重要である。
・日常生活に関するネタでつかみ、そこからメインの発問へとつなげていく。

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