教員採用試験の勉強はいつから始めるべき?一発合格狙う人必見!

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教員採用試験を受けようとする人が気になることといえば、「教員採用試験の勉強はいつから始めればいいの?」ということでしょう。いつからどんな勉強をすれば教師になれるのか、とても気になりますよね。

一般的に、教員採用試験の勉強を始めるタイミング は大学3年生の秋頃と言われています。その時期から勉強を始める人が多いですね。

同じく、教員採用試験に合格するまでにかかる受験回数は平均3.2回です。(全国小・中・高校教員採用試験合格者調査:2017年)一発合格するのはなかなか難しいことが分かりますね。

大学3年生の秋頃から勉強を始める人が多く、合格まで平均3.2回かかる。それでは、一発合格を狙うのであれば教員採用試験の勉強は いつから 始めればよいのでしょうか。
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教員採用試験の勉強を始めるタイミング


もしあなたが本気で一発合格を狙っているのであれば、大学2年生の夏休みから勉強を始めることをおすすめします。勉強しすぎて困ることはありません。じっくりと力をつけていきましょう。

大学2年生から勉強を始めるメリット


大学2年生から教員採用試験の勉強を始めると、様々なメリットがあります。早くから勉強を始めるメリットについて、見てみましょう。

①ライバルに圧倒的な差をつけられる

これが非常に大きいです。この時期から試験に向けた勉強を始める人は、ほとんどいません。そのため、ライバルに大きな差をつけることができます。

②ゆとりを持って試験対策ができる

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大学3年生の終わりや4年生から始めると、ゆとりを持った勉強ができなくなってしまいます。教育実習卒業論文に時間を取られてしまうため、時間が少なくて焦ってしまうことも多いです。

特に、教育実習中は試験勉強をしている時間が取れません。私が教育実習担当をしたときにも、実習中に試験勉強ができなくて焦ってしまっている方がいました。

ゆとりを持って試験勉強をしていれば、教育実習も有意義に過ごせますね。

③面接や授業の練習をする時間が取れる

早い時期から教員採用試験の勉強を始めていると、面接対策授業の練習をする時間がたっぷりと取れます。私の経験上、面接や授業の練習はたくさん行っていた方が良いです。

主に二次試験以降に面接や模擬授業が行われますが、そこでは教員採用試験を何回か受けていて講師経験もある人が圧倒的に有利になります。

子どもの心を掴む授業の導入、生徒の実態に合った授業や生徒指導。やはり、現場を知っているからこそできる指導は大きなアピールになります。

それでは講師経験がなければ二次試験突破は不可能かと言えば、全くそんなことはありません。教師に必要な授業力や生徒指導力は、面接や授業の練習を行うことで高めることができるからです。

早くから勉強を始め、大学4年生になったら面接や授業の練習もするようにしましょう。

ワンポイントメモ! 面接や授業練習の行い方
教育学部ですと、面接や模擬授業対策をしてくれるところもありますが、その他の学部ですとなかなか難しいですよね。それでは、面接や授業の練習はどのように行えば良いのでしょうか。

私が学生の頃は、教師を目指す学生を集めて練習を行いました。他学部の学生も積極的に誘い、8人程度で集まって授業を見せ合ったり個人面接や集団面接を行ったりしました。

互いの授業の良いところや面接で気になったところを言い合い、切磋琢磨しながら練習することができました。モチベーションアップにもつながるので、非常におすすめです。

いつ何を勉強すれば良いの?


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早い時期から試験勉強を始めると良いということが分かりましたね。それでは、大学2年生から勉強するとしていつ何を勉強すれば良いのでしょうか。

教員採用試験の勉強 を始めることになったら、まずは受験する都道府県の過去問を用意しましょう。過去問を分析し、どの分野の問題が多く出題されているのか、どのような問題が出るのかということをしっかりと把握します。

過去問の分析が終わったら、いよいよ勉強の計画を立てます。よく出題されている分野や苦手な分野から勉強していくと効率が良いですね。

ここで、私の実際に勉強したときの時間割を載せしたいと思います。参考にしてみて下さい。

大学2年 夏(8月~11月)…学習指導要領
大学2年 冬(12月~4月)…専門(物理・化学)、教職教養(教育原理)
大学3年 春(4月~8月)……専門(物理・化学・生物・地学)、教職教養(教育原理)
大学3年 夏(8月)…………教師になりたいのか分からなくなったため勉強中断
大学3年 秋(9月~11月)…専門(中学理科・指導法)、教職教養(教育原理・教育法規)
大学3年 冬(12月~2月)…専門(物理・化学・指導法)、教職教養(教育心理・教育史)
大学3年 冬(3月)…………学習指導要領、教職教養(原理・法規・心理・教育史)
大学4年 春(4月)…………専門(理科 総括)、教育時事、一般時事
大学4年 春(5月)…………教職教養(原理・法規・心理・教育史)、教育時事、一般時事
大学4年 春(6月)…………教育実習のため勉強中断
大学4年 夏(7月)…………教員採用試験

大学2年生のときは1日6~10時間、大学3年以降は1日8~14時間勉強していました。正直に言うととてもきつかったです。途中で、ここまでして教員になりたいのかと思うようにもなりました。

しかし、大学3年生の秋頃から同じ研究室の仲間と一緒に勉強するようになり前向きになれました。大学3年生の終わりからは面接練習や授業練習もやるようになり、さらにモチベーションを上げることができました。

仲間の頑張っている姿を見て「よし、自分も頑張ろう。」という気持ちになっていたと思います。お互いに励ましあいながら毎日毎日休むことなく勉強をしていました。仲間の存在は非常に大きかったです。

いかがでしょうか。これが、教員採用試験の勉強はいつから始めればよいのか になります。

1人で2年間目標に向かって勉強し続けることは、なかなか難しいことです。もしあなたの周りに教師や公務員を目指す仲間がいるようでしたら、一緒に勉強してみて下さい。

もしかしたら、1人よりも仲間がいた方が勉強がはかどるかもしれません。

勉強は早く始めるに越したことはありません。採用試験一発合格に向けて、全力で努力してみて下さい。応援しています。

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まとめ
・教員採用試験の勉強は大学2年生の夏から行うと良い。
・仲間を集めて面接対策や模擬授業をやると二次試験対策になる。
・勉強するときは過去問の分析から行うことで効率がよくなる。

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