用意した?教育実習前に準備すべき物とあると便利な物!

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教育実習 が近づいてくると、そわそわしてきますよね。実際にはまだ学生ですが、子ども達にとっては「先生」です。先生として対応していかなければなりません。 今、希望と不安が入り混じる複雑な気持ちだと思います。自習前はみんな同じです。 さて、教育実習ですが、実習に向けて何を 準備 すれば良いのでしょうか。今回は、教育実習前に準備すべきものとあると便利な物について見ていきたいと思います。
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教育実習前に準備するもの4選!

初めに、教育実習までに準備しておくものについて見ていきましょう。これらは、早めに用意しておいた方が良いです。

①教科書

まずは教科書です。教科書は様々な教科書会社から出版されていますが、必ずその学校が使用しているものを用意しましょう。教科書は早めに用意し、しっかりと読みこんで下さい。 教科書は数年ごとに新しく変わります。どんな内容を勉強するのか、どこまで授業で扱うのかをしっかりと把握しておきましょう。

②問題集

次に問題集です。教育実習を行う学校で使用している問題集を入手しましょう。 教育実習前に、学校へ挨拶に行く機会があると思います。そのとき、教科書や問題集について担当の先生(指導教官)に伺っておくと良いですね。 どんな教科書、問題集を使用しているのかしっかりと把握しておきましょう。 また、問題集を見ると当然ですが様々な問題が載っていますね。この問題こそが、授業で子ども達に押さえておきたいポイントになります。 1度自分でも問題を解き、子ども達に押さえるべきポイントを理解しておきましょう。
ワンポイントメモ! 教科書や問題集は普通の本屋では購入できない ここで1つ大事なことがあります。それは、学校の教科書や問題集は普通の本屋では購入できないということです。 教科書については、「教科書を取り扱っている本屋」が各地区にあります。指導教官の先生に確認して、その本屋で注文するようにしましょう。 また、問題集は学校から注文しないと入手できないことが多いです。 そのため、指導教官の先生に「お手数ですが、教育実習に向けて本気で勉強したいので問題集を注文していただけませんか。」とお願いしてみましょう。 一般的に、教科書や問題集は注文してから届くまで時間がかかります。2週間程度時間がかかるつもりで、早めに準備をしておきましょう。

③子ども達との出会いの「挨拶ネタ」を用意する

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教育実習が始まると、子ども達の前で挨拶をしなければなりません。堅苦しい挨拶だと子ども達はついてきてくれませんし、軽々しい挨拶だと「教師としての信用」を失ってしまいます。 楽しくてインパクトのある挨拶を考えておきたいですね。教育実習の挨拶の注意点については、別の記事を参考にしてみて下さい。

④授業のネタを用意する

授業で使えそうなネタや教材を探しましょう。普段から関心を持って準備しておくことで、教育実習中や教師になってから役に立ちますよ。 重要語句の簡単な覚え方(語呂合わせ)や導入実験、授業中の話のネタ、季節のネタ…。ネタがたくさんあって困ることはありません。教育実習までに、いくつかのネタを用意しておきましょう。

教育実習直前までに準備するもの4選!

次に 教育実習直前までに準備しておくもの について見ていきましょう。

①「教育実習記録簿」に記入する

教育実習前になると、大学から「教育実習記録簿」を渡されると思います。この教育実習記録簿ですが、書けるところは実習が始まる前に全部書いてしまいましょう。 日付や名前、教科名…。実習が始まらなくても書けるところは、意外とたくさんあります。 教育実習が始まると、家に帰ってからも教材研究をしなければなりません。時間が足りずに教育実習記録簿の記入がおろそかになってしまうこともあるので、できる部分は早めに書いておきましょう。

②子ども達の名前を覚える

教育実習が始まると、指導教官の先生のクラスを担当することになります。これは、中学校や高校でも同じです。 授業では様々なクラスを担当しますが、ホームルーム活動や給食指導を行うのは指導教官の先生のクラスです。 指導教官の先生のクラスの子ども達の名前は、実習が始まる前に覚えておきたいですね。そうすれば、実際に顔を合わせてからすぐに名前と顔を一致させることができます。
ワンポイントメモ! 名簿が借りられないことも多い 現在は、個人情報保護のため教育実習生に名簿を渡さない学校も多いです。名簿を借りることができなかった場合は、実習開始3日以内にクラス全員のフルネームと顔を一致できるように心がけましょう。

③バインダーと上履き

実習中、学校の先生の授業を拝見する機会があります。そのとき授業の様子をメモするのですが、バインダーがないとメモを取ることができません。そのため、バインダーは必ず用意するようにしましょう。 また、授業は立ちながら拝見します。首から吊るすことができるタイプのバインダーの方が、便利ですよ。 上履きは、校内で履くためのものです。スリッパではなく、必ず上履きを用意するようにしましょう。未使用の運動靴がオススメです。

④素早く着替える練習をしておく

教育実習中、着替えを行う機会が多々あります。スーツから運動服に、運動服からスーツに素早く着替えられるよう練習をしておきましょう。 特に、男性はネクタイを素早くきれいに結べるように特訓しておくと良いですね。

教育実習に持っていくと便利な物8選!

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最後に、教育実習に持っていくと便利な物について見ていきましょう。大学や実習校から準備するように言われていない物でも、準備しておくと非常に使える物を紹介します。

①腕時計

時計はないと不便です。授業を行っているとき、後ろを振り返って教室の時計を見ることはできません。腕時計は必ずつけていきましょう。2分ほど時間を進めておくと、時間の管理がしやすく便利ですよ。

②雑巾

実習中、「教育実習生控え室」を設けられることが多いと思います。 毎日、控え室の机の周りや床をきれいに掃除してから帰りましょう。使わせていただいている部屋はきれいに掃除するのが礼儀です。 また、雑巾を持っていればお茶をこぼしてしまうなどのとっさの出来事にも対応できますね。

③赤ペンを含む色ペン

色ペンは教師必須のアイテムです。丸付けからコメントを書く時まで様々な場面で使用します。赤・青・黄・緑・紫など5色程度は準備しておきたいですね。 例えば子どもが提出する予定帳や一言日記に対するコメントを、1週間違う色のペンで書くのも面白いです。 月曜日は赤、火曜日は青、水曜日は黄色…。それだけで子ども達は喜びますし、教師からのコメントが楽しみになります。

④スタンプ

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予定帳や一言日記などの提出物にスタンプを押してあげるのも良いですね。私が教師だった頃は、1年間毎日違うスタンプを押していました。 キャラクタースタンプをたくさん用意しておくと良いですよ。これも、子ども達が喜ぶアイテムになります。 ただし、提出物にスタンプを押す際には指導教官の先生の許可を取っておきましょう。先生によっては、スタンプの種類や有無によって成績管理を行っていることもあります。

⑤はさみとのり

指導案を貼るときに使います。また、学級活動や総合的な学習の時間で使用することもあります。持っていなくても学校から借りることはできますが、あらかじめ準備しておくと便利です。 言われる前から小物をしっかりと用意しておけば、指導教官の先生に対して好印象を与えることもできますね。

⑥修正ペン

教育実習記録簿や指導案を書くときに使用します。

⑦鉛筆

実際に授業を拝見すると分かるのですが、授業は「生き物」です。同じ授業を行っていてもクラスによって反応や流れが全く異なってきますし、子ども達の様子も異なります。 実習中先生方の授業を拝見するときは、シャープペンではなく鉛筆でメモを取ることをオススメします。シャープペンの芯を交換したりカチカチと芯を出したりしている時間が、本当にもったいないです。 また、小学校では子ども達に鉛筆を使うように指導しているところも多いです。 子ども達が鉛筆を使用しているのに実習生がシャープペンを使っていれば不満が生まれるのも無理ないですね。教育実習には、鉛筆を持っていくようにしましょう。

⑧定規

授業見学やコメント記入など、様々な場面で使えます。準備しておくと便利です。 いかがでしょうか。これが、教育実習前に準備すべきものとあると便利な物になります。 教育実習の準備 は、早めに行っておきましょう。早め早めの行動が大切です。
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まとめ ・教育実習のために準備するものは数多くある。 ・教科書などの必需品は早めに用意すると良い。 ・備えあればうれいなし。準備して困ることはない