
夏休み は、先生にとって普段とは違う特別な時間ですね。「とりあえず夏休みまでは…。」このような想いで、毎日必死に仕事をしてきたのではないでしょうか。
新しいクラス、家庭訪問、宿泊学習、定期テスト、運動会…。大忙しの毎日を過ごしてきたと思います。特に新任の先生ですと、初任者研修や校内研修もあります。精神的な疲れも多いでしょう。お疲れさまでした。
1学期が終わると、いよいよ夏休みが始まります。
「先生って夏休みに何をするの?」「夏休み明けのための準備って何をすればいいの?」このような疑問を持つ方も多いと思います。
そこで今回は、若手の先生が夏休みにやっておくべきことについて見ていきたいと思います。
①疲れを取る
まずは、疲れを取りましょう。4か月間がむしゃらに働いてきた自分の身体を休ませてあげるのです。
夏休みになれば、部活動を午前中で終わらせることが可能になります。土日のうち片方を休みにすることもできるでしょう。
若手だから休んではいけないという考えは捨て、疲れた身体をリフレッシュさせるのです。
部活動の計画も、顧問であるあなたがしますよね。定期的に休みを入れ、しっかりと疲れを取りましょう。
夏休みが終われば、また忙しい毎日が始まります。それに備えて体力を回復させておくのです。夏休みも張りつめて仕事をしていたら、身体が持ちませんよ。
②職員室や教室の整理整頓をする

夏休みになったら、職員室や教室を整理整頓しましょう。
あなたの職員室の机はきれいですか。引き出しやロッカーの中はどうですか。教室の机や引き出し、ロッカーはどうですか。
普段忙しいとなかなか片付けられませんよね。夏休み入ったら、職員室や教室の大掃除をしましょう。
いらないものは捨て、必要な物は整頓する。溜まったプリントは必要な物だけファイルに閉じる。夏休みは机周りをきれいに片付けるチャンスです。この機会にしっかりと整理整頓を行いましょう。
理科室や音楽室なども同じです。自分の教科で使用する教室は、大掃除をしてきれいに片付けましょう。
特に理科準備室が汚い学校が多いです。薬品や実験器具が使いっぱなしになっていませんか。足りていない薬品や壊れたままの実験器具はありませんか。
ごちゃごちゃして汚い机、どこにあるのか分からない実験器具。このままでは能率的に仕事をすることができません。
どこにあるのかと物を探している時間が、非常にもったいないです。机や引き出しがきれいに整頓されていると、周りの先生からの評価も上がりますよ。
③職員用トイレの掃除をする
長期休暇 の間に、職員用トイレの掃除をしましょう。先生方は普段とても忙しいので、職員用トイレの掃除がなかなかできません。
学校によっては先生方が交代でやったりトイレ掃除を担当する先生がいたりしますが、なかなかトイレをきれいに掃除することはできません。時間がありませんからね。
しかし、夏休みは違います。時間がたっぷりとあるので、思いっきり掃除をしましょう。若手のあなたが率先して職員用トイレの掃除をすることで、周りの先生からの評価も上がります。
夏休みの間は、週に2回ほど掃除をしたいですね。
④冬休みまでの授業の準備をする

夏休みの間に冬休みまでの授業準備をしましょう。学校が始まるとこれまで通りかそれ以上の忙しさになります。授業の準備をしたくてもなかなかできません。
9時10時まで学校に残り、家に帰ってからも授業の準備をする。そんな生活は嫌ですよね。そのため、比較的時間にゆとりのある夏休みの間に授業準備を終わらせてしまうのです。
多くの先生は、夏休みは日頃の疲れを癒すためにのんびりと仕事をします。読書をしたり、定時に帰ったり、ランチを楽しんだり…。
そのような過ごし方も良いです。夏休みに息抜きをしなければ、ストレスと疲労で潰されてしまいますからね。
しかし、周りののんびりとした雰囲気に流されっぱなしではいけません。リフレッシュと仕事のメリハリがとても大切なのです。
のんびり過ごすときはのんびり過ごし、仕事をするときは目的意識を持って仕事をする。それが重要です。
そのため、リフレッシュしつつも「夏休み中に冬休みまでの授業を必ず作る。」という強い想いで仕事をして下さい。これを実現できれば、同期や他の若手の先生の一歩上を行く教師になれます。
⑤定期テストを作成する
同じく、定期テストも作成してしまいましょう。冬休みまでに2回は定期テストがあると思います。自分が担当する定期テストが分かっていれば、そのテストを作成してしまうのです。
たとえ授業を行っていなくても、どこを重点的に扱うか、何を子どもたちに学ばせたいかがはっきりすればテストは作れます。
そうです。冬休みまでの授業の準備をしてしまえば、自然とどのような定期テストを作るか見えてくるのです。
夏休み中にテストを作ってしまえば、新学期が始まってから本当に楽です。長期休暇を有効に活用していきましょう。
⑥1学期の反省をする
反省がなければ成長できません。夏休みには、1学期の反省をしておきましょう。
クラスや部活の状態、トラブル、保護者との関係、クラス内の人間関係…。良かったところと良くなかったところをそれぞれ紙に書きだし、何をどうしていくのか考えるのです。
また、反省だけでなくリスクを回避することも大切です。今後起こりそうな問題やトラブルについても考え、それに対する手立てを用意しましょう。
反省は活かすものです。1学期を振り返り、ぜひそれを夏休み以降の生活に活かして下さい。
いかがでしょうか。これが、若手の先生が夏休みにやっておくべきこと になります。
夏休みは長いようであっという間です。1学期の疲れを癒すと共に、夏休み以降に向けての準備をしましょう。リフレッシュと仕事のメリハリがキーポイントです。
今回挙げた6つが全てできれば、あなたはワンランク上を目指せる教師です。ぜひ、「できる教師」になって下さい。
まとめ
・夏休みに入ったら、まずはこれまでの疲れを癒す。
・授業準備やテスト作り、片付けなど長期休暇だからできることを。
・リフレッシュと仕事のメリハリが大切。周りの雰囲気に流されっぱなしではいけない。
・夏休みに入ったら、まずはこれまでの疲れを癒す。
・授業準備やテスト作り、片付けなど長期休暇だからできることを。
・リフレッシュと仕事のメリハリが大切。周りの雰囲気に流されっぱなしではいけない。
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