新任の先生が入学式で保護者に話すべきこと2選!

入学式イラスト-min.png

教員採用試験に合格して赴任先の学校が決まると、いよいよ教師になるという実感がわいてきますね。

4月の初めには、新任の先生にとって最初のビッグイベント「入学式」があります。

入学式では、子ども達や保護者を前にしてあなたの思いを話さなければなりません

3月の終わりになり教師生活が近づいてくると、「入学式で話すことは何にしよう。」「何を伝えれば良いのだろう。」と悩む人も多いです。

そこで今回は、新任の先生が入学式で保護者に伝えるべきことについて、見ていきたいと思います。

今回の内容は教員採用試験の模擬授業でも必須のテーマです。ぜひ、教員採用試験を受けるつもりのあなたも参考にしてみてください。

目次
・いじめや差別は絶対に許さないという姿勢を見せる
・保護者の方々から勉強させてほしいという姿勢を見せる
・まとめ

スポンサーリンク









いじめや差別は絶対に許さないという姿勢を見せる


入学式では、いじめや差別は絶対に許さないという姿勢を毅然とした態度で示しましょう。

当たり前のことですが、新任の教師であるあなたは、保護者の方々から信頼されていません

新任の先生がウチの子の担任だけど大丈夫かしら?」「ちゃんと授業できるのだろうか?」「クラスで問題は起きないか心配だ。」

新任の先生が担当するとなると、保護者の方々はこのように不安になります。自分の大切な子どもを預けるわけですからね。

したがって、いち早く保護者の方々や子ども達の信頼を得る必要があります

入学式は、あなたの人間性やクラスの経営方針をアピールできる最初の場です。

不安に思っている保護者の方々や子ども達を少しでも安心させ、「この先生なら大丈夫そうだ」と思ってもらえるような話をしなければなりません。

そこで、入学式では、いじめや差別は絶対に許さない、何かあったら遠慮なく声をかけてほしいという話をしましょう。

学校に自分の居場所があるのか、先生は自分の居場所を作ってくれるだろうかと、不安を抱えている子どもは多いです。

毅然とした態度で「いじめや差別は絶対に許さない」という話をすれば、このような不安を抱えている子どもたちに安心感を与えることができます。

同様に、保護者の方々の心をこちら側にむけることができます。

入学式では、保護者の前でいじめや差別は絶対に許さないという姿勢を示すようにしましょう。

保護者の方々から勉強させてほしいという姿勢を見せる


授業参観イラスト-min.png

教師という職業は教育の専門家ではありますが、あなたはまだまだ新任の教師です。

子育てという面では、保護者の方々の方が経験豊富でしょう。

そのため、何でも自分に任せてくれという姿勢ではなく、ぜひ保護者の皆さんから勉強させてほしいという姿勢を見せましょう。

保護者の皆様の方が私より子育ての経験が豊富で先輩ですので、ぜひ色々と学ばせて下さい。」

この一言を伝えるだけで、あなたに協力的になる保護者が増えますよ。

いかがでしょうか。これが、新任の先生が入学式で保護者に伝えるべきことになります。

入学式は、子ども達にとっても保護者にとっても大きなイベントです。

素晴らしいスタートダッシュを決めましょう。

スポンサーリンク







まとめ
・新任の先生は信頼されてない。
・いじめや差別は絶対に許さないという姿勢を見せ、子ども達を安心させる。
・保護者の方々から勉強させてほしいという姿勢を見せる。